【旅の名作】沢木耕太郎 深夜特急シリーズをKindle・Audibleで楽しむ!

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沢木耕太郎さんの深夜特急は、1970〜1990年代、バックパッカーの間でバイブル的に扱われるようになった不朽の名作です。私もこの本を読んで、海外いろいろな国への旅行、一人旅の夢を持ち続けています。
時代も変わっていますので、旅行ガイドとしては不向きですが、当時の交通事情、宿泊事情などを知ることもできまし、何よりも旅のノスタルジーを感じることができます。

列車旅では、Kindleで、自動車旅はAudibleがおすすめです!

目次

深夜特急1―香港・マカオ―

【あらすじ】
この地球の大きさを体感したい―― 人を旅へと駆り立て続ける不朽の名作! 

第一章 朝の光 発端
アパートの部屋を整理し、引出しの中の一円硬貨までかき集め、千五百ドルのトラベラーズ・チェックと四百ドルの現金を作ると、私は仕事をすべて放擲して旅に出た……
第二章 黄金宮殿 香港
黄金宮殿という名の奇妙な宿屋に放り込まれた私は、香港中を熱に浮かされたように歩きまわり、眺め、話し、笑い、食べ、呑んだ。香港は毎日が祭りのようだった……
第三章 賽の踊り マカオ
香港の喧噪と熱狂を離れ、息抜きにマカオに立ち寄った私は、“大小”というサイコロ博奕に魅せられていった――。やろう、とことん、飽きるか、金がなくなるまで……
対談 出発の年齢 山口文憲 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイI 狐寒

【Audible ナレーター】 斎藤 工

出典:Amazon公式サイトの商品ページ

深夜特急2―マレー半島・シンガポール―

【あらすじ】
ここではないどこかへ!  狂乱の香港を抜け、倦怠のインドシナへ。 強烈な「臭い」を求めて、旅は続くーー 

第四章 メナムから マレー半島I
オートバイはマフラーをつけずに走り廻り、タクシーは爆音を残して発進し、バスは絶え間なく警笛を鳴らす。バンコクは東京よりも香港よりもけたたましい街だった……
第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II
マレー半島を南下してゆく途中、私はペナンで娼婦の館に滞在した。女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれ、ピクニックに出かけたり、ヒモの若い衆と映画を見たり……
第六章 海の向こうに シンガポール
シンガポールに着いて、“香港の幻影” ばかりを求めて旅していたことに気がついた。今は、中国文化圏に属さない国の、強烈な臭いのする街へ急ぐべきなのかもしれない……
[対談]死に場所を見つける 高倉健 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイII コロッケと豆腐と人形

【Audible ナレーター】 斎藤 工

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深夜特急3―インド・ネパール―

【あらすじ】
悲惨、滑稽、崇高、卑小。 この土地にはすべてがある。 インド亜大陸、自由への旅!

第七章 神の子らの家 インド I
ガンジーが「神の子」と呼んだ最下層の人々の子供たち。彼らのための孤児院であり、学校であり、職業訓練所でもあるアシュラムで、私は“物”から解き放たれてゆく……
第八章 雨が私を眠らせる カトマンズからの手紙
ここカトマンズでは、旅の途中でひとり、またひとりと若者が死んでゆきます。ハシシを吸い、夢とうつつの間をさ迷いはじめると、恐怖感は薄いヴェールに覆われて……
第九章 死の匂い インド II
ベナレスは、命ある者の生と死が無秩序に演じられている劇場のような町だった。私はその観客として、日々、遭遇するさまざまなドラマを飽かず眺めつづけていた……
[対談]十年の後に 此経啓助 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイIII 仏陀のラーメン

【Audible ナレーター】 斎藤 工

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深夜特急4―シルクロード―

【あらすじ】
悠久の絹の道、魔的な砂の海―― ただ茫然と息を呑みつつ、 前へ、前へ。

第十章 峠を越える シルクロード I
パキスタンのバスは凄まじかった。猛スピードで突っ走り、対向車と胆試しのチキン・レースを展開する。クレイジー・エクスプレスに乗って「絹の道」をアフガニスタンへ……
第十一章 柘榴と葡萄 シルクロード II
ヒッピー宿の客引きをしながら、断食明けのカブールに思わぬ長居をしてしまった。そんな時、日本から届いた一通の手紙が弾みとなって、私は更にテヘランへ向かう……
第十二章 ペルシャの風 シルクロード III
イランの古都イスファハンで、「王のモスク」を吹き抜ける蒼味を帯びた風の中に、老いてもなお旅という長いトンネルを抜け切れない自分の姿を見たような気がした……
[対談]終わりなき旅の途上で 今福龍太 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイIV 秋の果実

【Audible ナレーター】 斎藤 工

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深夜特急5―トルコ・ギリシャ・地中海―

【あらすじ】
見よ! あれがヨーロッパの灯だ!  イランを経て、トルコに到達――。 ついにボスポラス海峡から欧州に足を踏み入れる! 

第十三章 使者として トルコ

アンカラで“使者”としての役割を果たした私は、イスタンブールに着くと、アジア・ヨーロッパ間を往復するフェリーで「五リラ五十クルシュの優雅な旅」を楽しんだ……
第十四章 客人志願 ギリシャ
何かが違っている――私はトルコからギリシャに入ることで、アジアからヨーロッパへ、イスラムからキリスト教圏へ、茶の国からコーヒーの国へ来てしまっていた……
第十五章 絹と酒 地中海からの手紙
僕は、いま、世界中の宝石を打ち砕いて敷きつめたような、壮麗な海の上にいます。しかし、船の上で僕が感じていたのは、不思議なことに深い喪失感だったのです……
[対談]旅を生き、旅を書く 高田宏 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイV 書物の漂流

【Audible ナレーター】 斎藤 工

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深夜特急6―南ヨーロッパ・ロンドン―

【あらすじ】
旅の終りは次の旅の始まりだ!  ユーラシア大陸西端を経てイギリスに。 「旅のバイブル」よ、永遠なれ! 

第十六章 ローマの休日 南ヨーロッパI
ミケランジェロの「ピエタ」に衝撃をうけ、61歳のアン王女と束の間の『ローマの休日』を過ごした私は、ヴェネチア行きを取り止めて、一路、モナコのカジノを目指す……
第十七章 果ての岬 南ヨーロッパII
マドリードで、昼は蚤の市をひやかし、夜は居酒屋をはしごして、“無”に蝕まれていた私は、ポルトガルの果ての岬サグレスで「旅の終り」の汐どきをようやく掴まえた……
第十八章 飛光よ、飛光よ 終結
パリで数週間を過ごしたあと、ロンドンに向かった。税関で多少のトラブルはあったものの無事終着点に着いた私は、日本への電報を打ちに中央郵便局に出掛けたが……
[対談]森の少女とカジノの男 井上陽水 沢木耕太郎
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイVI
新版特別収録 あの旅をめぐるエッセイVII

【Audible ナレーター】 斎藤 工

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