今回は、NAHAマラソン参加とあわせて、沖縄のパワースポット 斎場御嶽と浜比嘉島、世界遺産のグスク中城城跡・勝連城跡を巡るおすすめの旅ランを紹介いたします。
斎場御嶽は世界遺産・琉球王国最高の聖地、浜比嘉島は神の島ともいわれ、ともに神秘的なパワースポットです。
中城城跡は、琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に登録された山城です。勝連城跡は、沖縄の世界遺産の中で最古のグスク、優雅な曲線の城壁が美しいです。
NAHAマラソンは毎年12月に開催され、太陽と海とジョガーの祭典、参加人数では日本最大を誇っています。
那覇市内での宿泊は、ハイアットリージェンシー那覇 沖縄が最高です。
モデルコース
今回の旅は飛行機で沖縄・那覇に向かい、レンタカーを借りて、沖縄のパワースポット 斎場御嶽と浜比嘉島、世界遺産のグスク中城城跡・勝連城跡を巡ります。2日目にNAHAマラソンを走る一泊二日の旅です。
後泊して、沖縄観光が望ましいのですが、今回は予定があり、慌ただしい旅になりました。
1日目 | 6:25 羽田(JAL901)-9:15 那覇-9:30 ニッポンレンタカー那覇空港前営業所-10:20 NAHAマラソン前日受付-(26km・1時間)-12:15 斎場御嶽-(25km・45分)-13:30 中城城跡-(13km・30分)-14:50 勝連城跡-(12km・20分)-浜比嘉島-(43km・1時間10分)-19:00 ニッポンレンタカー県庁前営業所-19:30 ハイアットリージェンシー那覇 沖縄 |
2日目 | 6:30 ホテル発-7:00 マラソン会場-9:00 NAHAマラソン-那覇空港-20:15 那覇(JAL920)-22:25 羽田 |
沖縄のパワースポット 斎場御嶽・浜比嘉島
斎場御嶽(沖縄県南城市)
世界遺産の斎場御嶽(せーふぁうたき)は琉球王国最高の聖地で、琉球開びゃく神話の神アマミキヨが造った七御嶽のひとつとされています。国王の参詣や琉球の最高神女・聞得大君(きこえおおぎみ)の即位儀礼などが行われました。「せーふぁ」とは「霊力に豊に満ちている場所」の意味です。
南城市地域物産館の駐車場に車を停め、少し歩いて、斎場御嶽に到着。御嶽内へ入る参道の入口が御門口です。
【所在地】沖縄県南城市知念久手堅455
【電話】098-949-1899
【アクセス】那覇空港から車で約35分
【料金】大人(高校生以上)300円、小中学生:150円
最初の拝所が大庫理(うふぐーい)です。大広間や一番座という意味をもち、ここは祈りの場所です。大きな目の前の岩に向かって祈りと思いを交わします。
シキヨダユルとアマダユルの壺。二本の鍾乳石から滴り落ちる「聖なる水」を受けるため、二つの壺が据え置かれています。
続いて、三庫理(さんぐーい)。海の彼方に神の島・久高島を望むことが出来ます。
最後に、寄満(ゆいんち)へ。寄満は王府用語で「台所」を意味しますが、貿易の盛んであった琉球では、世界中から交易品の集まる「豊穣の満ち満ちた所」とい解釈されています。
浜比嘉島(沖縄県うるま市)
神の島・浜比嘉島(はまひがじま)は琉球の始まりの地といわれ、その祖神アマミキヨとシネリキヨが住んだ場所としても知られています。島全体がパワースポットです。
まずは、比嘉集落にある伝説の洞窟シルミチューに行きます。シルミチューは、子宝が授かる霊場としても崇拝されており、観光客だけでなく、沖縄県内の各地から子宝祈願に訪れる場所です。
■シルミチュー
【所在地】沖縄県うるま市勝連浜
【アクセス】那覇空港から車で約1時間10分
続いて、浜集落にあるシヌグ堂を訪れます。ガジュマルに佇むシヌグ堂は、神秘的な雰囲気に包まれています。
■シヌグ堂
【所在地】沖縄県うるま市勝連浜229
【アクセス】那覇空港から車で約1時間10分
琉球の神々が眠るお墓がアマミチューです。琉球開びゃく伝説で有名なアマミチュー、シルミチューの男女二神及び他の神が祀られていると伝えられています。
■アマミチュー
【所在地】沖縄県うるま市勝連浜
【アクセス】那覇空港から車で約1時間10分
世界遺産 中城城跡・勝連城跡
中城城跡(沖縄県中頭郡)
中城城跡(なかぐすくじょうあと)は、琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産に登録された山城です。日本100名城にも指定されています。中城城跡は、石灰岩丘陵上に立地する山城で、南東側は切り立った断崖、北西側は急斜面となっているため、守りやすく攻めにくい地に築かれています。城は6つの郭からなり、城壁は琉球石灰岩で積まれ美しい曲線で構成されています。
駐車場に車を停め、裏門から北の郭、三の郭、二の郭へ。裏門は精巧なアーチ門がひときわ美しい。二の郭の曲線の美しさは人目を引きます。
【所在地】沖縄県中頭郡中城村泊1258番地
【電話】098-935-5719
【料金】大人400円、中/高校生300円、小学生200円
二の郭から一の郭へ。南の郭、ガンジャーガマへ。中城城で最も広いのが一の郭です。
正門、西の郭へ。中城城跡は沖縄らしいお城で、すごく印象に残りました。とても美しいグスクです。
勝連城跡(沖縄県うるま市)
勝連城跡(かつれんじょうあと)は、沖縄の世界遺産の中で最古のグスクで、15世紀、海外貿易により勝連に繁栄をもたらした阿麻和利が居城したとして有名です。2000年にユネスコの世界遺産に登録されました。自然の断崖を利用した難攻不落の城と言われましたが、城壁は優雅な曲線を描き女性的な美しさを感じさせます。頂上に登ると東西に輝く青い海が一望できます。
西原御門を入り、四の曲輪から三の曲輪へ。
【所在地】沖縄県うるま市勝連南風原3908
【電話】098-978-7373
二の曲輪には、首里城正殿のような立派な建物があったと言われています。一の曲輪からは市街地、東西に輝く青い海が一望出来ます。
NAHAマラソン
NAHAマラソンは沖縄県那覇市で毎年12月に開催される市民マラソン大会で、参加人数では日本最大を誇っています。
1985年、那覇市とハワイ州ホノルル市の姉妹都市締結25年を記念して、「太陽と海とジョガーの祭典」としてスタートしました。那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市の南部5市町を通る42.195kmのコースになります。
開催回数:36回(1985年~)
開催日:12月第1日曜日 ※2020年・2021年大会はコロナ禍のため中止
開催地:那覇市、南風原町、八重瀬町、糸満市、豊見城市
種目:フルマラソン42.195km
制限時間:6時間15分
定員:30,000名(先着順)
参加料:一般/8,000円、65歳以上/6,000円、18歳以下(高校生)/6,000円
エントリー:(2019年)7月1日(月)9:00~12日(金)
完走率
・2019年(第35回) 64.22%、2018年(第34回) 60.16%、2017年(第33回) 69.72%
第31回NAHAマラソンに参加しました。途中から本降りの雨になりましたが、沿道の応援は素晴らしかったです。
9:00 スタート。スタート時一瞬晴れました。まずは国際通りへ、国際通りの応援は沖縄の雰囲気が出ていてとてもいい感じです。全体としてはアップダウンがあり、しかもこの時は向かい風でした。沿道の応援は地元を上げて、私設エイドが多くて素晴らしいです。子供たちの応援が多かったように思います。
NAHAマラソンは沖縄の雰囲気、情緒が満載でまた来たいなと思いました。
宿泊はハイアットリージェンシー那覇 沖縄
翌日のNAHAマラソンを考えると、那覇市内での宿泊がおすすめです。
ハイアットリージェンシー那覇 沖縄は、流石の五つ星で、国際通りも徒步5分とロケーションもよく、クオリティーの高いサービスを提供してくれます。那覇市内で宿泊するならば、間違いなく最高のホテルです。
大会会場へは牧志からゆいレールで壷川に向かいます。
おすすめのランニングKindle書籍3選
ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング 田中 宏暁
【レビュー】
「スロージョギング」から始めて、フォアフット着地で、ラクなペースで走る。走るための基礎知識、ランニングで効率よくダイエットする方法、3カ月でフルマラソン完走、サブスリーを目指す科学的なトレーニング法が掲載されていて、ぜひ一読してほしいおすすめの本です。
スロージョギングが健康に良いことは間違いないと思います。
30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 小出 義雄
【レビュー】
フルマラソンでサブ4を目指しているランナーの方におすすめの本です。サブ4の練習テーマは「脚」をつくること、3カ月メニューは参考になりました。「後半型」の走り、サブ4達成3カ月メニューの5つのルール、知っておきたいレースの諸注意など役に立つ内容でした。
マラソンは毎日走っても完走できない 小出 義雄
【レビュー】
ランニング初心者の視点でトレーニングのポイントがシンプルに書かれています。フルマラソン完走を目指している方、サブ4を達成したい方におすすめの本です。正しい練習方法を取り入れると、間違いなく走りは変わります。ぜひ一読してみてください。